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2026予選 第2幕 — 世界最速の本大会出場決定 — 道のり⑥

アジア最終予選(3次予選)で、日本は圧倒的な強さを見せる。2025年3月20日、バーレーンに2-0で勝利し、8大会連続8回目のワールドカップ出場を、本大会出場国のなかで世界最速で決めた。圧倒的な得失点差が物語る成熟。3次予選を駆け抜けた日本の戦いを掘り下げる。

2026年6月24日

2025年3月20日。日本代表は、アジア最終予選(3次予選)の第7節でバーレーンと対戦していた。この試合に勝てば、2026年ワールドカップ本大会への出場が決まる。日本は2対0で勝利し、目標を達成した。8大会連続8回目のワールドカップ出場。しかもそれは、開催国を除く全出場国のなかで「世界最速」の決定だった。

  1. フォーマット

    アジア最終予選(3次予選)は3組に分かれ、各組上位2チームが本大会出場。

  2. 2025年3月20日

    第7節でバーレーンに2対0。8大会連続の本大会出場を世界最速で決定。

  3. 戦績

    3次予選は7試合で24得点・わずか2失点という圧倒的な内容だった。

最終予選を支配する

アジア最終予選(3次予選)は、各組の上位2チームが本大会出場権を得る仕組みだった。アジアの強豪が集うこの舞台で、日本は他を圧倒する強さを見せた。攻撃では多彩な得点パターンで相手を崩し、守備ではほとんど隙を見せない。勝ち点を着実に積み上げ、早々と頭ひとつ抜け出していった。

数字が、その支配ぶりを物語っている。日本は3次予選の7試合で24得点を挙げ、失点はわずか2(うち1点はオウンゴール)にとどまった。圧倒的な得失点差である。2次予選から続く安定感は、最終予選という一段高い舞台でも揺るがなかった。アジアの中で、日本は明確に「抜けた存在」になっていた。

世界最速、8大会連続

バーレーン戦の勝利で、日本は本大会出場を確定させた。この決定は、開催国(アメリカ・カナダ・メキシコ)を除けば、世界のどの国よりも早かった。「世界最速での本大会出場決定」と各メディアは報じた。アジアの予選を、ここまで盤石に勝ち抜くチームは、かつての日本では考えられなかった。

1998年に初出場して以来、日本はこれで8大会連続の出場となる。かつては予選で苦しみ、ドーハやジョホールバルで一喜一憂したあの日本が、いまや余裕をもって予選を突破するチームになった。この「連続出場」の積み重ねこそ、日本サッカーが世界の常連へと定着したことの、何よりの証である。

早く決めたことの意味

世界最速で本大会出場を決めたことには、実利的な意味もあった。出場が確定すれば、残りの予選や親善試合を、本番に向けた「実験と準備」の場に使える。新戦力を試し、戦術を磨き、コンディションを整える。出場をかけたぎりぎりの戦いに追われる国とは、準備の質が変わってくる。

日本は、この「時間という財産」を手に入れた。あとは、本大会でその準備をどう結実させるか、である。盤石の予選突破は、日本サッカーの現在地を示すと同時に、本番への期待を大いに高めた。

そして、この成熟したチームを語るうえで、欠かすことのできない一人の天才がいる。スペインの地で「10番」を背負い、世界を相手にドリブルとアイデアで違いを生み出す男——久保建英である。物語は、その現象へと続く。

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