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連載 ・ 全10話

サッカー日本代表 2022→2026への道のり

ドイツとスペインを倒し、それでもベスト16で散ったカタール大会。その直後、日本サッカー協会は森保一監督の続投を発表する。ワールドカップを戦った代表監督が大会後も続投するのは、日本史上初のことだった。なぜ「異例の再任」が選ばれたのか。2026年への道のりは、この決断から始まる。

  1. 01 カタールの余韻と森保続投 — 異例の再任 — 道のり① ドイツとスペインを倒し、それでもベスト16で散ったカタール大会。その直後、日本サッカー協会は森保一監督の続投を発表する。ワールドカップを戦った代表監督が大会後も続投するのは、日本史上初のことだった。なぜ「異例の再任」が選ばれたのか。2026年への道のりは、この決断から始まる。
  2. 02 新生・森保ジャパン2023 — ドイツに4-1 — 道のり② 続投を決めた森保ジャパンは、2023年に圧巻の強さを見せる。9月の欧州遠征では、リベンジに燃えるドイツを敵地で4-1と粉砕。トルコ、カナダ、チュニジアにも快勝し、連勝を重ねた。カタールの2-1を「番狂わせ」で終わらせない——欧州組中心の新生チームが示した、確かな進化を掘り下げる。
  3. 03 世代交代 — 欧州組が中核になった — 道のり③ 2022年から2026年へ。日本代表の顔ぶれは大きく入れ替わった。リバプールの遠藤航、アーセナルやアヤックスを渡り歩く冨安健洋、レアル・ソシエダの久保建英——欧州の主要クラブで主力を張る選手が、代表の中核になった。「海外組」がもはや当たり前になった時代の、世代交代を掘り下げる。
  4. 04 アジアカップ2024の蹉跌 — 優勝候補の敗退 — 道のり④ 2023年の連勝で「史上最強」とまで言われた日本は、優勝候補の筆頭としてアジアカップ2024に臨んだ。だが準々決勝、無敗を続けるイランに守田英正の先制点を生かせず1-2の逆転負け。アジアの頂点に手が届かなかった。強さと脆さが同居した大会の教訓を、冷静に掘り下げる。
  5. 05 2026予選 第1幕 — アジア2次予選を全勝 — 道のり⑤ 2026年ワールドカップへの長い道のりは、アジア2次予選から始まった。日本はシリア、北朝鮮らと同組のグループBを、全勝・無失点で1位通過。格下相手に取りこぼさず、確実に勝ち点を積み上げる。拡大した予選フォーマットの中で、日本が示した「強者の安定感」を掘り下げる。
  6. 06 2026予選 第2幕 — 世界最速の本大会出場決定 — 道のり⑥ アジア最終予選(3次予選)で、日本は圧倒的な強さを見せる。2025年3月20日、バーレーンに2-0で勝利し、8大会連続8回目のワールドカップ出場を、本大会出場国のなかで世界最速で決めた。圧倒的な得失点差が物語る成熟。3次予選を駆け抜けた日本の戦いを掘り下げる。
  7. 07 久保建英という現象 — スペインの10番 — 道のり⑦ バルセロナの下部組織で育ち、レアル・マドリードを経て、レアル・ソシエダで主軸へ。久保建英は、日本サッカーがこれまで持ち得なかったタイプの才能だ。スペインの地で「10番」を背負い、ラ・リーガで違いを生み出す男。その歩みと、代表での役割を掘り下げる。
  8. 08 新時代の戦術 — 可変する3バック — 道のり⑧ 就任当初は4バックを基本としていた森保ジャパンは、カタールでの3バックの成功を経て、2024年秋からは3バックを基軸に据えた。守備時は5枚、攻撃時は前に人をかける——状況に応じて姿を変える「可変システム」。豊富なタレントを生かす日本の戦術的進化を、analysisの視点で掘り下げる。
  9. 09 拡大ワールドカップ — 48カ国・北中米共催 — 道のり⑨ 2026年大会は、史上初の48カ国・3カ国共催という巨大な姿で開かれる。出場国は32から48へ、試合数は64から104へ。アメリカ・カナダ・メキシコの16都市が舞台となる。2025年12月の抽選で、日本はグループFに入った。新しいフォーマットと日本の組分けを、確認できた事実に基づいて掘り下げる。
  10. 10 2026への期待 — ベスト8の壁を越えられるか — 道のり⑩ カタールの悔しさから四年。森保続投、欧州組の成熟、世界最速の出場決定——日本は積み上げを重ねて2026年を迎えた。長年の宿題は「ベスト8の壁」。本大会は史上初の48カ国・北中米共催として、すでに開幕している。結果はまだ誰にもわからない。展望と問いで、この連載を締めくくる。