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2026予選 第1幕 — アジア2次予選を全勝 — 道のり⑤

2026年ワールドカップへの長い道のりは、アジア2次予選から始まった。日本はシリア、北朝鮮らと同組のグループBを、全勝・無失点で1位通過。格下相手に取りこぼさず、確実に勝ち点を積み上げる。拡大した予選フォーマットの中で、日本が示した「強者の安定感」を掘り下げる。

2026年6月23日

ワールドカップは、出場するだけでも容易ではない。世界中で予選が行われ、そのたびに強豪が涙をのむ。日本の2026年への道のりも、地道な予選の戦いから始まった。最初の関門は、アジア2次予選である。

  1. フォーマット

    アジア2次予選は36チームが9組に分かれ、各組上位2チームが3次予選へ。

  2. 日本のグループ

    グループBでシリア、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)らと同組。

  3. 結果

    日本は全勝・無失点でグループ1位通過。最終予選(3次予選)進出を確定。

拡大した予選の仕組み

2026年大会は、出場枠が大きく広がった。本大会が48カ国に拡大したことで、アジアに割り当てられる出場枠も増え、予選の仕組みも複雑になった。アジア2次予選では、36チームが4チームずつ9つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェーで対戦。各組の上位2チームが、次の最終予選(3次予選)へと駒を進める。

さらにこの2次予選は、2027年のAFCアジアカップ予選を兼ねていた。日本が入ったグループBには、シリアや北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)などが顔をそろえた。格上の日本にとって、ここは「確実に勝ち抜くべき」段階である。だが、格下相手の取りこぼしこそ、サッカーで最も警戒すべき落とし穴でもある。

全勝・無失点という安定感

結果から言えば、日本は2次予選を危なげなく突破した。グループBを全勝、しかも無失点で1位通過。失点ゼロでグループを駆け抜けたことは、攻撃力だけでなく守備の安定をも示していた。格下相手に隙を見せず、確実に勝ち点を積み上げる——「強者の安定感」を、日本ははっきりと示した。

アジアカップでの蹉跌のあとだっただけに、この安定した戦いぶりには意味があった。過信を戒め、足元を固め直す。一試合一試合を丁寧に戦い、取りこぼしを許さない。派手さはないが、ワールドカップ出場という目標に向けて、日本は着実に前進していた。北朝鮮との対戦をめぐっては会場の問題などもあったが、最終的に日本はグループ首位の座を譲らなかった。

次なる関門へ

2次予選を1位で突破した日本は、最終予選(3次予選)への進出を確定させた。同時に、2027年アジアカップの出場権も手にしている。ここまでは、ほぼ計画どおりの歩みだった。

だが、本当の戦いはここからだった。最終予選には、アジアの強豪が集う。サウジアラビア、オーストラリア、イランといった、これまでも日本と切符を争ってきた相手と、再び勝ち点を奪い合うことになる。2次予選の安定した戦いを、より高いレベルでも維持できるのか。ワールドカップ本大会への切符を、いつ、どのように確定させるのか。日本の道のりは、いよいよ核心へと入っていく。物語は2026予選 第2幕、最終予選へと続く。

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