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連載 ・ 全7話

サッカー日本代表 W杯の軌跡

1997年秋、マレーシアの夜空の下で日本は初めてワールドカップへの切符をつかんだ。だが翌夏のフランスで待っていたのは、世界の高さと厚みという名の洗礼だった。3戦全敗。それでも、この敗北こそが日本サッカーの本当の出発点になる。初出場の物語。

  1. 01 ジョホールバルの歓喜と、フランスの洗礼 — 1998 1997年秋、マレーシアの夜空の下で日本は初めてワールドカップへの切符をつかんだ。だが翌夏のフランスで待っていたのは、世界の高さと厚みという名の洗礼だった。3戦全敗。それでも、この敗北こそが日本サッカーの本当の出発点になる。初出場の物語。
  2. 02 自国開催、初めての決勝トーナメント — 2002 アジア初、そして史上初の共催。2002年、ワールドカップは日本と韓国にやってきた。トルシエ率いる日本は初勝利、初の決勝トーナメント進出を果たし、列島はかつてない熱に包まれる。だがベスト16の壁は、思いのほか冷たく硬かった。自国開催の物語。
  3. 03 ジーコ・ジャパンと、運命の8分間 — 2006 黄金世代を率いたのは、かつてのスーパースター、ジーコだった。タレントはそろっていた。だが2006年ドイツ大会、日本は初戦オーストラリア戦で、終盤のわずか8分間にすべてを失う。自由と自主性に賭けたチームの、ほろ苦い結末。アウェーで突きつけられた現実の物語。
  4. 04 岡田ジャパン、土壇場の変身 — 2010 本番直前、批判の渦中にあった岡田武史監督は、チームを根本から作り変える決断を下す。攻撃志向を捨て、堅守速攻へ。賭けは当たった。2010年南アフリカ、日本は自国開催以外で初のベスト16へ。だがパラグアイとのPK戦が、新たな「あと一歩」を突きつける。覚悟の物語。
  5. 05 「自分たちのサッカー」が砕けた夏 — 2014 ザッケローニ率いる日本は、過去最高の期待とともにブラジルへ乗り込んだ。合言葉は「自分たちのサッカー」。だが蓋を開ければ、1分2敗のグループリーグ敗退。理想を貫こうとしたチームが世界の現実に飲み込まれた、ほろ苦い大会。期待と挫折の物語。
  6. 06 ロストフの14秒 — 2018 監督交代という混乱のなか、西野朗が率いた日本は誰も予想しなかった快進撃を見せる。決勝トーナメントのベルギー戦、2点を先行し、史上初のベスト8が見えた。だが終盤、わずか14秒のカウンターがすべてを覆した。最も美しく、最も残酷な90分の物語。
  7. 07 ドイツとスペインを倒した夜 — 2022 「死の組」と呼ばれたグループで、森保ジャパンは優勝経験国ドイツとスペインを相次いで撃破し、首位で決勝トーナメントへ進む。三笘の1ミリ、長友の「ブラボー」——歓喜の記憶。だがクロアチアとのPK戦が、またしてもベスト8の扉を閉ざした。新時代の到達点と、なお残る宿題の物語。